何をしているのか、よくわからないといわれたりする私の研究について、広く皆さんに知って頂くために、研究している内容をリアルタイムに提供することを目的としてここを開設しました。でも、最近は単なる近況報告みたいに... 相変わらずコピーライトの史的展開の方の直接販売受け付けてますので、よろしく(^^)/。 講義要項、講義資料、履修登録等など、講義に関することについては、下の小さなバナーをクリックしてください。
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さて、霜月。ようやく掲載されている写真と更新の季節を一致させることができました。はたして師走に更新することができるのか? となりのインチキくさいレコードジャケット風の画像は、ジョージ・ウィンストンへのオマージュあるいはパロディ。最近、すこし寒くなって外に出るのがおっくうになってきて、自宅の電子ピアノを弾く機会がふえてます。あれ?前回の近況報告では、「まず暑すぎ!!」と書いていたはずなのですが。もう寒がっているところを見ると、私は脂肪層が厚くなったのではなく、単に身体が鈍っただけかも。 そんな鈍ったからだにカツを入れるためにも、11月のはじめの文化祭の休みを利用して、というかやたらと天気の悪かった関東の秋のわずかな晴れ間を選んで、はじめて秋の清里、小淵沢に出かけてみました。私の奥さんの予定には彼女の友達の結婚式が入っていたため、私一人です。残念。今回の旅行では曇の予報をはねのけて晴だったところをみると、私と奥さんの組あわせで強力な(雨|曇)(男|女)効果を発揮するのかもしれませんね。 特急を使うと甲府まで1時間そこそこ。気分的には高尾の山奥にある研究室にいくのとそんなに変わりません。
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電車の中では 落合 弘樹 著 『秩禄処分 -- 明治維新と武士のリストラ --』を読んでいました。江戸時代から明治時代への転換の時期というのは、日本史の授業でもあまり詳しく取り扱わないところなので、この本を読んで武士が置かれていた状況がよくわかりました。改革をやるときには痛みが必要。「みんなにおもいやり」「人間みな平等」という態度では、社会の改革などは絶対無理ということがわかります。 さて、小淵沢についてみると小淵沢のあたりは落葉松の黄葉が終わり頃で、紅葉を楽しむのはもうそろそろお終い、という時期でした。お気に入りの折畳み自転車 Peugeot Pacific 18に乗って人気のすくない秋の高原をスイスイと走り抜けます。初日はかるく宿ウォーミングアップのまわりや甲斐小泉のあたりを走って、お気に入りの喫茶店Ma Vieでやすみます。お客さんは大きく分けて二種類に分類できそうです。落ち着いた店の雰囲気に圧倒されて、すっかりかしこまってお茶を飲むタイプの人たちと、雰囲気が読めずにワイワイ、ゲラゲラ友達と喋りつづけるタイプの人たち。 翌日は、小海線を使って電車で清里まででます。夏には夫婦でエッチラオッチラのぼったのですが、それだと時間が掛かりすぎるのでインチキするわけです。小淵沢から清里までは高度的には登りになるのでこの区間を電車で登れれば、帰りは基本的に下りということになるはずです。宿を9時に出て11時30分には清里の清泉寮に到着。ここで昼食にします。ここのレストランはサラダ・バーがよいのですけど、さすがに時期外れの冬になると野菜の種類がへってます。ということは逆に地場の野菜を使っていることの証明でもあるわけで、なっとく。
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清泉寮からさらに登って八ヶ岳高原道路に入ります。ここからはほとんど下り。自転車で快適に下っていきます。でも、汗をかいた身体で冷たい風を切りながら下るのではっきりいって寒いです。寒がりの奥さんを連れてきてたら風邪を引いていたかもしれないので、彼女は来なくて正解だったかもと思いました。9月に来たときは霧が掛かって何にも見えなかったのですが、今回はごらんのとおりの素晴らしい眺望。予想に反して清泉寮から1時間ちょっとで小淵沢の宿に到着してしまいました。やっぱり下りは早い! このまま小淵沢に下りれば特急電車に間に合うことがわかったので、そのまま小淵沢駅に下りてきて自転車をたたんでしまいます。帰りの電車でも首尾よく着席できましたので、浅野 榮一著『ケインズ一般理論入門』を今更ながらに読みます。時々寝たりしながら読み進めたので1/3くらいしか進みませんでした。でも、一般理論をちょっと読み齧っただけでも、日本の財政が破綻した理由がわかりました。失業者のいない「みんなにやさしい」国家づくりの末に、現在の肥大化した公共事業中心の国家財政と巨額債務があるのねぇ、とこれまたなっとく。
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みんなに仕事がまわって安定した借金漬けの国家と、失業者や社会不安があるけど健全財政の国家、どちらがよいのかという問いは難しいわけですが、短期的には前者、長期的には後者がよいように思われます。すると日本の不幸は「国家百年の計」を見通せる人物がいないことにあるといえましょう。 自宅には15:00過ぎには到着できました。当日突然思い立った旅にしては、すべて順調に進んで、めでたしめでたし。
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ここに掲載されている文書の内容は「無保証」 です。従って、ここに掲載されている文書は「見本」であると御理解ください。また、御意見・御批判は歓迎しますが、それらは必ず「完全版」について行って下さい。完全版はポストスクリプトファイル 、DVIファイル、またはPDFファイルで提供します。ポストスクリプトやDVIファイルが必要な方は私にお手紙ください。個別にファイルをさし上げます。 エキスパンドブックやPDF等の電子テキスト一般の読み方についての解説については、 こちらをご覧ください。 latex2htmlがうまく使えなかったので、自前のコンバータを作って LaTeXの原稿からHTMLファイルを作成しています。このため、LaTeXで使用される記述法を完全にHTMLに置き代えられていないので、時々、意味不明の記号が残っていたりします。
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これまた、詳細な文献リストや脚注をつける作業ができないので、公開できません。大学をしばらく休んで自分の書いたものの整理をしたいです。 | |
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[愚痴] どうも、この論文はお蔵入りになりそうです。一つ一つ、文献の該当個所を挙げるような地道な作業に費やす時間が取れないため、内容的には問題なくても公開できないのか悩みです。 | |
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この「倫理問題」の原稿は、下の「コンピュータ・ネットワークにおける自由と倫理」で用いた論文に加筆したものです。重要な部分について加筆したので、ご批判は書籍に掲載されたものに対して行ってください。明大情報科学センター紀要には、私の口述内容が掲載されておりまして、論文は掲載されませんでした。 | |
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ボイジャーの野口さんのおかげで、こんなに立派な ![]() | ![]() |
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| 要旨![]() |
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タイトルページを短くするために、「付録」を別ページに移動しました。参考資料や、私の雑文、秀丸のマクロなどがあります。
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白田 秀彰 (Shirata Hideaki) 法政大学 社会学部 助教授 (Assistant Professor of Hosei Univ. Faculty of Social Sciences) 法政大学 多摩キャンパス 社会学部棟 917号室 (内線 2450) e-mail: shirata1992@mercury.ne.jp |