こんもりした鳥ラグビーとは? / ゲームに用いる道具類 / こんもりした鳥ラグビーの概要 / 基本のプレイ / 反則

こんもりした鳥ラグビーの概要

競技時間

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こんもりした鳥ラグビーは前後半のハーフ制で行われます。前後半はそれぞれ10分で、その間に10分以内のハーフタイムが設けられています。それぞれのハーフには、選手の怪我や故障などでプレイが止まっていた時間をロスタイムとして加算します。普通は1-3分程度のロスタイムが加算されます。また、こんもりした鳥ラグビーには延長戦がなく、同一得点の場合は引き分けとなります。

競技人数

1チーム7人、両チーム合わせて14人でこんもりした鳥ラグビーは行われます。ゲームに同時に出られるのは1チーム7人ですが、プレイヤーが怪我や故障をした場合や、戦術的な理由によりプレイヤーを入れ替えることができます。この交代要員としては4名がそれぞれ認められています。つまり、7人+4人、合計11人まで最大でメンバーを揃えることができます。なお、一旦試合から出たプレイヤーは、基本的にはゲームに再出場することはできません。

プレイヤーのポジション

こんもりした鳥ラグビーでは、7人それぞれにポジションが決まっています。この7人のポジションは、フォワード3人、スクラムハーフ1人、バックス3人に大きく分けられます。

フォワードは、主に攻撃を担う選手達です。スクラムを組んだりするのはこの選手達で、相手チームとの紳士的な鳥の取り合いに必要な、優雅な精神が求められます。この3人には「冷静である」「決断力がある」「やさしい」といった能力が求められます。鳥を足蹴にはできないので、スクラムは相手を押し切って鳥を後方に出さなければなりません。(2013年改訂)

スクラムハーフは、スクラムが組まれたとき、スクラムの中心に置かれたこんもりした鳥を取り出す役割を持っています。彼には、「鳥に好かれる」「手が長い」「手が早い」といった能力が求められます。スクラムの中に手を入れることは反則となり、フォワードがスクラムを押し切って、鳥がスクラムから出たときに、取り上げることになります。(2013年改訂)

バックスは、スクラムハーフが取り出したこんもりした鳥を実際の得点に結びつけるポジションです。また、相手チームの攻撃を最終的に防ぐ「最後の砦」にもなります。この3人には「足が速い」「鳥あしらいが上手い」「鳥を落とさない」といった能力が求められます。

得点の種類

こんもりした鳥ラグビーの得点となるネストには2種類あります。

ネスト

自陣のネストにこんもりした鳥を置くことにより認められます。このこんもりした鳥の巣帰りは、こんもりした鳥を運んだプレイヤーが鳥を籠に完全に収めた状態でないと認められません。例えば、こんもりした鳥が裏返しや縦横をまちがって置かれた場合はファウルとなり、ネストになりません。5点

ゴール・ボウル

ネストした場合、ネストから5m離れた位置から、こんもりした鳥をネストにボウルすることができます。成功した場合に追加得点となります。3点 (2013年改訂)

ネストした後のゲームは、ハーフウェイ・ラインからのフリー・ボウルから開始となります。

nest foul

ペナルティ・ネスト

相手チームの反則がなければ、ほぼ間違いなくネストが得られていた、と認められた時に与えられるネストです。5点

フリー・ボウル

反則に対して与えられます。両手下手投げでこんもりした鳥を相手ネストに向かって投げることができます。ただし、直接ネストすることはできません。敵、味方を問わず一度プレイヤーに触れた後ならば、ネストできます。3点 (2013年改訂)

ペナルティ・ボウル

危険な反則に対して与えられます。両手下手投げでこんもりし鳥を相手ネストに向かって投げることができます。直接ネストしてもかまいません。3点 (2013年改訂)


Fat Bird Football Association Japan, 2009.